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101ferret / フェレットの飼い方 / フードを考える
※ご注意!
私はフェレットフードの専門家ではありませんので、あくまでも参考にお読みください。
人間は好きな物を食べられますが、フェレットは飼い主さんが選んだ物を食べるしかありません。フェレットの健康のためにもできるだけ良いフードを選んであげたいものですが、残念な事に成分表や原材料を見ても信用できないのが現状です。
もちろん私は栄養学の専門家ではないので、このフードが良い!!と言う事は出来ませんが、フェレット飼いとして最低限知っておかなければいけないフードの知識位でしたら紹介できるでしょう。今までフェレットフードについて考えた事がない方でしたらきっと役に立つと思います。
日ごろ口にしている食べ物によって、健康にもなったり病気にもなったりする事は、人間でもフェレットでも同じです。発ガン性物質を多量に取り込めばガンになりますし、甘い物を摂りすぎれば糖尿になる...。
特にフェレットの場合は同じフードを毎日毎日食べ続ける事になりますから、粗悪なフードを与え続ける事の弊害は想像に難くないと思います。
「でもうちはお金がないから安いフードを買うしかない...」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、これも私は正しいとは思いません。
もちろん食だけが原因ではないですが、栄養素が足りないフードや発ガン物質の入っているフードを与え続けていると、病気やガンになる可能性が飛躍的にあがります。もし病気になってしまった場合は病院へ行く事になりますが、その治療費というのはフェレットの飼育中一番高いものなのです。
手術を要する病気は(動物病院にもよりますが)十万、二十万は軽く超えてしまいます。そうすれば簡単に良質フード代以上の出費にもなってしまうのです。
少しくらい高くても、危険な保存料のない栄養のあるフードを与えた方が、フェレットにとっても飼い主さんにとっても幸せになれるのではないでしょうか。
これはフェレットフードに限った話ではないですが、ペットフードに使用されている原材料は、全て記載する義務は無いということです。一応原材料の八割までは表示させる事になっているのですが、従わなかったとしても罰則もないような規則なんだそうです。
私たちが一生懸命フードの事に関して勉強しても、そういった規定がしっかりされていない限り、正しい判断が出来ないかもしれないのです。
加えて、フェレットに必要な栄養素を判断する為のパーセンテージ表記。こちらもフェレットにとって都合が良くない小細工がされている事があります。フェレットには動物性たんぱく質が最適だという事は周知の事実にも関わらず、植物性たんぱく質を加えてトータルのたんぱく質を増やしている事があるのです。
フェレットは植物性たんぱく質の消化は苦手なので、結果そのパーセンテージ分吸収できません。よって低たんぱくの粗悪なフードを与えているのと同じ事なのです。
現在、ペットフード全体でフードの保存料による影響が囁かれていますが、フェレットフードも例外ではありません。物議をかもしている物質は、BHA、BHT、エトキシキン等がありますが、この中でももっともフェレットフードに使用されているのはBHAでしょう。
BHAに限らず、これらは人間にも使用を禁じられている物質で、発ガン性もあります。これらを使用しているメーカーは、口をそろえて微量なので問題ないと言うらしいですが、真相は私たち一般人にはわかりません。
微量だから大丈夫と考えて発ガン物質の含まれているフードを与えるか、人工保存料無添加のフードを与えるかは飼い主さんが決める事です。
少なくとも私なら、自分の子供に「発ガン物質が入っているけれども害は無い」とされる食品を、好んであげようとはしません。
基本的に、フードの主原料として使用されているものは一番最初に記入されているものです。もちろんそこに動物性の原材料が明記されていない場合は論外として、そこで良く目にする「鳥副産物」とは何なのでしょう。
簡単に言うと、内臓やら腸に残る排泄物やら羽やら病死肉やら何でもありの可能性もある原料です。それに、人工保存料無添加と謳っていても、製造過程で使用していないだけで副産物自体に防腐剤などが残っている可能性もあります。
もちろんメーカーによって使う部位や品質は天と地の差があるとはおもいますが、これでは消費者はどのフードが安全なのかさっぱり分かりません。
常識的に考えて、質が良い原材料を使用するならば必然的に値段が上がるのは当然なので、明らかに安いフェレットフードは遠慮した方がいいのかもしれません。
もし不安ならばメーカーに問い合わせをしてみるか、8in1アルティメイト等の鳥副産物を使用していないフードを選んでもいいと思います。
※もちろん副産物が悪いと言っているのではなく、モラルの無い会社が存在する可能性がある事を指しています。
これらの必要数値はいろんな文献に出ているのですが、バラバラでどれが本当だかは正直わかりません。なので、ここではこの数値以下だったら与えるのをちょっと考えた方がいいんじゃない?という数値を上げておきます。
しかしあくまでも私の個人的考えによる物なので、絶対的なものではありません。あくまでも参考程度にお考えください。
前述の通り、フード選びというのは本当に難しいものです。とりあえずチェックしたい事項を以下に挙げます。
以上、フェレットフードを選ぶ際のヒントを挙げましたが、前述したとおり私たち消費者はメーカーの開示する表記事項を全て信用する事が出来ません。つまり保存料等も明記されていなければ分からないのです。
したがって、その明記されている情報と他のフェレット飼いのみなさんの意見等を分析して、自分で最良と思われるフェレットフードを選ばなくてはなりません。もし全く判断がつかないのなら、私が試したフェレットフードレポート等も参考にしてみてください。
本の内容はかなり難しいです。しかし栄養学から、ガンの発生のメカニズムまでを、詳しく説明しています。
毎日食べるものですから、よく考えてフードを選ばなければいけません。少しの知ッがあるだけでも、最悪なフードを選ぶことは避けられます。詳しくない人はお勉強しましょう。