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101ferret / フェレットの病気 / リンパ腫闘病記3
リンパ腫闘病記2の続きです。前述の通り、積極的に「リンパ腫と戦う」というよりも、負担をかけないで余生を楽しく過ごす事に決めました。ここからはもものリンパ腫日記のような感じになると思います。体調のこと、食事のこと、サプリメントの事、日々の思ったこと等を書き連ねていきますね。
この日から、アガリーペット鮫軟骨というものを与え始めました。アガリクスと鮫軟骨が配合された商品なのですが、腫瘍を抑える働きがあるそうです。
リンパ腫にはアガリクスやメシマコブ等が良いと言われているので、ひとまず安価な物から試してみる事にしたのです。おそらく目に見えた効果は期待できないだろうとは思いますが、何もしないで手をこまねいている訳にはいかないですから。
アガリーペット鮫軟骨はSBSさんで購入したのですが、箱ごとではなくて一包みごとに販売してくれるので助かりました。一包み320円ですし、それでも十日分の分量になります。
保存は、サランラップで十個に分けてからビニールジッパーに入れるという方法を採りました。フェレットの嫌いな味ではないらしく、水を数滴とフェレットバイトを気持ちつけるだけで、喜んで食べてくれるので与えるのもらくちんです。とりあえずなにか効果が確認できたらここで書きますね。
また、そのとき一緒にクールフェレットなる物も購入してみました。ももとみみが最近下痢気味なので、水分の吸収に役立ってくれれば良いのですが。
リンパ腫と診断される前からももの体調があまり良くない事は目に見えて分かりましたが、そこまですごく悪い...というわけではありませんでした。
しかし不思議なもので、リンパ腫と診断されたとたんに急激に症状が悪化し始めたような気がします。声を出して興奮する事も一切なくなりましたし、特に脇の下のリンパの腫れが日に日に大きくなっているような...そして食欲もどんどん落ちてきています。
この日も25gしか食べませんでした。夜にお腹がすいているだろうと思ってフードを入れといてあげても、朝起きてみるとまったくてをつけていない、という日が多くなってきました。私がフェレットバイトを少しだけフードにつけて食べるきっかけを与えないと、あんまり食べないようになってしまったのです。
今日はなんだかうんちの出が悪く、何回もトイレでがんばっていました。トイレに行っても何も出ないなんて事は今までなかったのですが...何かでこういう時は脱肛の恐れがあるというのは知っていたので、恐る恐る見てみると案の定軽く脱肛していました。
脱肛というのはフェレットにとってどの位痛くてつらいのでしょうか?どちらにしてもトイレでがんばっているももを見て、とても心が痛みました。
もう普通のフェレットフードだけを与えるのは無理があると判断し、通販で「アイソカル」を頼んだのですが、今日届きました。一時はダックスープを作ろうと思っていたのですが、いきなりスープ状のご飯だけにするのはどうかと思ったので、とりあえずはドライフードにアイソカルをかけたものを与える事に。
与えてみると、しきりに匂いを嗅いでいましたがすぐに舐め始めてくれました。スープを舐めきった後に、フェレットフードもきちんと食べてくれたので本当に良かったです。でも10mlに分けたものでも少し多すぎる気がしたので、次に与える時は半分位が丁度良いと感じました。
アイソカルに栄養があるとはいっても、フェレットフードが一番栄養バランスが適している事には変わりないと思います。
栄養素の中には摂取しすぎると害になる物もあるでしょうから、食べられる限りはドライフードメインでいきたいと私は考えています。(もちろん信頼できるフェレットフードでないと意味がないですが)
うれしい出来事が起こりました。アイソカルをフードにかけてからというもの、明らかに元気になりました。二週間くらい前は、寝てるかご飯食べてるかぺたっとしているかだったのですが、最近は部屋の中にある行ってほしくない所のバリケードを突破しようとして、カリカリ×2とがんばるようになりました(笑)。
相変わらずうんちはか細いですが、色と硬さも良くなっています。もちろんリンパも腫れていますし、ほとんど寝ている事も事実ですが、辛そうには見えず楽しく暮らせていると思います。
今のような時期が長く続いてくれればいいのですが...でも、ケージに入ろうと一生懸命がんばっている姿を見ると、なんだかとても不安な気持ちになります。
以前は簡単に出入りしていたのに...このような状態がどのくらい続くかはまったく分かりませんが、私が選択した事に後悔が残らないように祈るばかりです。
前回からこの日記もずいぶん日があきました。というのもももの調子がまあまあ良かった事にあります。途中、少し下痢をしたりもしましたが、それ以外は特に何も無し...という感じでした。
しかし、最近になってももに変化が見られました。一つ目は全く遊ばなくなった事。ゆうに二十三時間程、つまりご飯を食べている時以外はほとんど寝ているような状態です。
二つ目は足の付け根のリンパが大きくなった事。そのせいかは分かりませんが、排泄が異常に多くなりました。(完全にできらないのかも)
そして、左のわき腹付近が腫れてきた事。これは獣医さんの話だと、脾臓が腫れているようです。リンパ腫のフェレットによく見られる症状で、貧血等になりやすくなったりするそうです。
元気で若いフェレットであれば、手術で切除する事ができる臓器のようですが、ももの場合はそれは行えません。それに、まだ少しの腫れなので、とりあえずは貧血にならないように栄養のあるものを与えてくださいと指導されました。
それと、最近はアイソカルを与えるのを一時中止しました。なぜかというと、なんだかうちの冷凍庫の調子が悪く、カチカチに凍らないからです。賞味期限が極端に短い食品ですから、なんだか心配なので廃棄処分しました。
以前はアイソカルが無いともう食べてくれないと思っていましたが、今はフードを水にひたした物を食べてくれています(なぜか水に浸さないと食べない)。おそらく、フードの配合を変えたせいもあると思います。
具体的にはトータリーを止めて8in1アルティメイトだけにしました。トータリーは硬いので、ふやかしフードを作りづらかった事と、ちょっと太ってきたので、脂肪分が高すぎるかなと思ったからです。
これはおまけですが、そうしたらウンチの臭いが全然臭くなくなりました。好みの(なんの?)問題もあると思いますが、いまいちトータリーのウンチはちょっと苦手です。逆にアルティメイトは全然臭くありません。まあフード選びには成分第一なので、全く関係のないことですけどね!
ありゃりゃ、一ヶ月も開いてしまいました...。けれどももの調子があんまり変わらなかったという事でそれはいいのですけれど。
けれど今のももは...もう長くない事を知らせてくれているようです。苦しそうには見えませんが(本当は苦しいのかもしれないけど)、以前にも増して寝てばかり。体中のリンパ節も一回り大きくなりました。
がん細胞がどんどんたまっているのでしょう。リンパ腫が判明した時見た会員制のサイトで(アクセスするとアラートが表示されるサイト)リンパ腫によって命を落とした仔と、そっくりな体型になってきてます。
最近のもも。お腹が大きくて動くのが大変。
でもフードは普通に食べてくれるので助かっています。フードはトータリーオーダーに少しづつ変更しました。健康なフェレットが食べるものよりも、この方が体にやさしいでしょうしね。
もともと3ヶ月前に、もってあと3ヶ月位と宣告され、それでもまだそばにいてくれるだけでもうれしい事なんですよね。最近ももの昔の写真を見直しました。(※2005/07/01に補足 私の気持ちが通じたのか、それは見事にはずれています。殆ど寝てばかりですが、うれしい限りです。)
なんでこんなにかわいい仔とこんなに早くお別れしなければならないのかって、そう思いました。命あるものは必ず死ぬんだって、思おうとしているんだけれど、もしいざお別れとなったら受け入れられそうにありません。あげられるものなら自分の命をいくらでもあげたいって何度も思ってます...
本の内容はかなり難しいです。しかし栄養学から、ガンの発生のメカニズムまでを、詳しく説明しています。
毎日食べるものですから、よく考えてフードを選ばなければいけません。少しの知ッがあるだけでも、最悪なフードを選ぶことは避けられます。詳しくない人はお勉強しましょう。