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101ferret / フェレットの病気 / リンパ腫闘病記2
リンパ腫闘病記1の続きです。リンパ腫闘病記2では、ももがリンパ腫と診断された時に先生から聞いたことや、血液検査の結果等を公開しています。
フェレットの血液検査の数値は素人では何がなんだかさっぱり分かりませんが、ネット上にほとんど公開されていないので、是非比較に役立ててください。リンパ腫の疑いがあるフェレットの血液検査時には特に参考になるはずです。
○○○病院に行ってから三週間程たった頃、明らかな症状が出始めました。食欲が少しずつ微妙に落ち、何より脇の下のしこりが大きくなったのがはっきりと確認できました。今まで通っていた病院に不信感を抱いたので、今回はネットで調べた徒歩20分の病院へ行く事に。
病院に入ると他に患者さんは一人もおらず、受付の女性の方に色々と症状を聞かれました。他に患者さんいないにもかかわらずなぜかしばらく待たされ、その後で診察室へ。
この時ももはキャリーからすごい勢いで出せだせコール。それを見た獣医さんに、「元気そうですね」と言われてしまいました。しかし、脇の下のしこりが気になる旨を伝え、触診していただくと
「リンパが腫れていますね。これは血液検査をして調べた方がいいと思います。よろしいですか?」
検査結果がでるまで結構待ったのですが、その間「リンパ腫だったらどうしよう」という考えで頭がいっぱいで、生きてる心地がしませんでした。
そんなときに限って隣に座ったおばちゃんに質問攻めされるし...今はそんな気分じゃないのに。適当におばちゃんと会話をしていると、やっと診察室に呼ばれました。獣医さんはしきりにリンパリンパと言って説明してくれているのですが、病名を口にしない...獣医さんがしゃべり終わる前に、
「つまりリンパ腫って事ですか?」
「はい、ほぼ間違い無いといっていいでしょう。」
その後の事は、はっきりいってショックすぎてあんまり覚えていないんです。ただ覚えていたのは、これが天命だったと思って何もしないで穏やかに過ごさせてあげるか...もしくは抗がん剤を投与して、できる限りリンパ腫と闘うか...の二者択一だということでした。
もう放心状態だった私は判断がつかず、一晩だけ考える事に。ちょっと恥ずかしい話ですが、病院からの帰り道泣きながら帰りました。そしてその日の夜は、ずっとももとリンパ腫と今後の事を考えました...
次の日...今後どうしたらいいのかは、結局一晩考えても全く決まりませんでした。そこで、どうしてももう一度お話を伺いたくて(昨日ショックで何にも聞けなかった為)動物病院へ行ってきました。
こんな私に分かるように、長い時間をかけて説明していただいて本当に感謝しています。そして今後どうするかも決めました。リンパ腫闘病記と書いておきながらなんですが、抗がん剤を使用してリンパ腫と闘うことはせずに、負担のかからない薬や、サプリメント療法をする方法を選択しました
。私がそう決めた理由はこうです。
ももの病状はとても悪いらしく、もし抗がん剤がよく効いたとしても、一年も持たないでしょうと言われました。当然ですが、完治する可能性もなく、あくまでも症状を抑える為、寛解を目指す為の治療であるということです。
しかも唯一の治療法である抗がん剤も、効くか効かないかはやってみなければ分からないですし、最悪抗がん剤が効かなくて、副作用に苦しむこともあるそうです。
もちろん抗がん剤が効いて、寛解の状態になる事もあるのだそうですが、ももの場合はあまりメリットがないように感じました。ももは室内飼いをしていたので(散歩もしない子でした)、外に出ること自体がストレスになるだろうという事、治療をするとなると、針を何度も入れて痛くて怖い思いをしなければならない事、これから暑い季節になるというのに徒歩20分かけて何度も通わなくてはならない事などです。
もちろん通院面と金銭面のコストもあります。抗がん剤を投与するのに薬代以外の料金も加えると一回5000円位になってしまうそうです。
調子がよければ一ヶ月に一回のペースでもいいらしいのですが、状態が悪化すると、その周期がどんどん短くなっていったりするそうです。私もそんなに頻繁には病院に通う事はできませんし、経済的に裕福なわけでもありません。そのような事をトータル的に考慮して、今回のような決断をしました。
同じような事に悩んだ方もきっと多いのではないでしょうか?経験された方はどのような選択をされたのでしょうか?この判断は合っているのでしょうか?後悔はしないのでしょうか?もう全然わかりませんでした...。
ただ、今できることは情報を収集して、負担のかからない方法で最善の事をしてあげるという事です。いろんなサイトでリンパ腫について本当に色々調べました。良いといわれるサプリメントや、リンパ腫を体験された方の体験談など...。
調べれば調べる程、リンパ腫は大変な病気である事も実感しました。だけど「できるだけ楽しく穏やかに...」を目標にして、ももとできるだけ一緒にいてあげようと思います。
本の内容はかなり難しいです。しかし栄養学から、ガンの発生のメカニズムまでを、詳しく説明しています。
毎日食べるものですから、よく考えてフードを選ばなければいけません。少しの知ッがあるだけでも、最悪なフードを選ぶことは避けられます。詳しくない人はお勉強しましょう。